大阪府議会 2022-09-01 10月11日-07号
これは、人による人的エラーという側面もあれば、システムエラーの側面があると考えています。 現状、子どもの自殺という重大事態が発生すると、第三者委員会が立ち上がり、いじめとの因果関係などの調査、検証を行った上で、責任の所在を明らかにし、校長先生や教育委員会が記者会見で頭を下げるといったシーンをよく見かけます。 このような教育的アプローチだけでは、いじめを根絶することはできないと我々は考えています。
これは、人による人的エラーという側面もあれば、システムエラーの側面があると考えています。 現状、子どもの自殺という重大事態が発生すると、第三者委員会が立ち上がり、いじめとの因果関係などの調査、検証を行った上で、責任の所在を明らかにし、校長先生や教育委員会が記者会見で頭を下げるといったシーンをよく見かけます。 このような教育的アプローチだけでは、いじめを根絶することはできないと我々は考えています。
これは人による人的エラーという側面もあれば、システムエラーなのではないかと考えています。 一たび、子どもが自殺してしまう事案が発生すると、第三者委員会が立ち上がり、いじめとの因果関係などの調査、検証を行った上で、責任の所在を明らかにし、校長や教育委員会が記者会見で頭を下げるというシーンをよく見かけます。それが、ゴールデンパターンのようになっています。
一九五〇年代から六〇年代、米ソの冷戦のさなかに、アメリカだけで核兵器に関わる事故、人的エラーは一千件を数えたことが明らかにされています。その中には、都市破壊、人類絶滅にも至りかねない重大事故が何回も起きています。 今日、偶発的な事故、人的エラーに加えて、サイバーテロの危険性も増大しています。こうした現状からも、核兵器の禁止・廃絶が急がれます。
このように責任の所在が曖昧なことで人的エラーが起こることのない確かな体制を至急築いていただかなければ、最善を尽くせる組織として機能しないのではと不安になります。県民の皆様の不安を解消するための全庁的な取り組みを強く要望させていただきます。 そこで、以下二点について知事にお尋ねいたします。